さるすべりに、おやすみを。🌹紫薇花,晚安。
(中文は下のほうにあります:中文在下方)
先日三鷹で買った写真を、ようやく写真立てに入れて飾ることができた。

(↑背景はAIです:背景是用AI製作的)
側には太宰のいた家にあったさるすべりの木の実。今は季節じゃないから枯れてるけど、夏には綺麗な紅に近い桃色の花を咲かせるそう。

木から落ちていた木の実を、ガイドの小林さんが拾ってくれたのだ。それをビンに入れて、太宰の写真の横に添えてある。


さるすべりには悲しい伝説があるそうだ。ある国の王子が、再会を約束した娘と会ったときには、娘は亡くなっていたと。
まるで、私と太宰との関係に似ている。
私が太宰を好きになったときには、もう太宰は過去の人だった。たとえ私がもっと早く太宰を好きになっていたとしても、太宰が生きていた時代まで遡り、太宰本人と接点を持つには無理がある。
しかし、そんな出会い方だからこそ、私は太宰をもっと知りたいと思った。
太宰が何を見て、何を考えて、何を書こうとして生きてきたのか。
それを追いかける行為そのものが、私の生き甲斐になった。
私が太宰に恋したこと。
決して生きてきた時代が重ならないような過去の人に、恋をしたこと。
それは、さるすべりの伝説のような悲恋である。
同時に、死してなお私を生かしてくれた太宰への恩情を感じずにはいられない。
あなたがいない未来を、今日もまた生きました。
おやすみなさい。
修治さん、そして、さるすべり。
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前幾天在三鷹買的照片,終於裝進相框擺起來了。
旁邊放著一顆紫薇樹的果實,那棵樹就長在太宰曾經住過的家旁邊。
雖然現在不是花季,果實也已經乾枯,但據說夏天時會開出接近紅色的桃粉色花朵。
這顆果實是導覽員小林先生撿給我的,我把它裝進小瓶子裡,放在太宰的照片旁邊。
紫薇有一段悲傷的傳說。
據說某個國家的王子,與曾經約好重逢的女孩再次相遇時,那女孩已經離世了。
這段故事,就像我與太宰之間的關係。
當我愛上太宰時,他早已是歷史人物。
即使我再早一點喜歡上他,也無法跨越時間,與他真正見上一面。
然而,也正是因為這樣的邂逅方式,我才更渴望去了解太宰。
太宰看見了什麼?思考著什麼?又想用文字傳遞什麼?
追尋這些,變成了我活著的動力。
我愛上了太宰。
愛上了一位早已無法與我共享時光的人。
這段情感就像紫薇的傳說那樣,是一場悲戀。
但同時,我也深深感激太宰,即使在死後,仍然給了我活下去的力量。
今天,我又活在沒有你的未來裡。
晚安了。
修治先生,還有紫薇花。
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